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「駒込王子」

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 エッセイ 「駒込王子」
「十三講」の納豆ご飯
  私が子供の頃、10月13日は日蓮上人の命日という事で、お寺で会食しました。檀家が寄り合い、本堂で納豆ご飯を食べるのです。「十三講」と言っていましたので、会食前に読経や講話があったような気がします。私は信仰心など更々ありませんので、忘れました。持ち回り当番の人達が段取りし、給仕もしていました。納豆は、檀家による、お寺自家製です。ご飯におみお付けと、小皿に醤油で溶いた大粒の納豆が入っていただけと記憶していますが、田舎ですから、漬物も少し付いていたかも知れません。ご飯は、お代わりが出来ました。質素な食事で日蓮上人を偲(しの)んだモノか、逆に精進料理としての持て成しだったのか、その辺の意味合いは解りませんでした。それが普段の麦飯でない事もあって、とても美味しかったのです。私は納豆大好きですが、大粒の納豆しか食べません。水戸納豆も昔は大粒だったといいます。小粒の納豆は、メーカーが燃料費節約のために、消費者に押し付け、洗脳したモノです。

  納豆の一番美味しい食べ方は、何と言っても納豆餅です。角餅を濡らして電子レンジにかけると、突きたての餅に近いです。砂糖の入ったタレなど使わず、生醤油と刻みネギだけ加えます。削り節を指先で細かくして加えると、よけい美味しくなります。昔、雪国の純農村・梨郷村の長いお正月は、暮れに沢山寝かせて作った自家製の納豆を、イロリで焼いた角餅に付けて、毎日食べていました(他に、餅をお湯で戻した、キナコ餅などもありました)。その餅も、暮れに何臼も作り置きしたモノです。納豆餅を、東京で友人などに振る舞うと、その美味しさに驚きます。他に、山形の郷土料理としては、(糀入りの)塩納豆・高菜納豆などがありました。いずれも、熱々のご飯に乗せて食べます。
                           (2016.10.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
■100円ショップの歯ブラシ
  私は、大手コンビニ系の100円ショップで、歯ブラシを買っています。もう10年位になります。それまでは、良品を一本買いをしていました。歯はやっぱり大事だから、歯ブラシ代をケチってはイケないと思っていたからです。所が、この100円ショップの歯ブラシですが、使い勝手が良くて、とても気に入っています。もう他のを使う気になれません。3本セットで108円ですから、来客用かも知れません。以前のは植毛の多い、しっかりしたモノでしたが、それで磨くと自然チカラが入り、ともすると知覚過敏になっていました。私は一応客商売で、頚椎の治療の時など、患者さんの顔近くで話をします。ですから朝晩の他に、昼食やおやつを食べた後などに、一日数回歯磨きをします。特にゴマ入りの菓子などを食べた後など、前歯の隙間にゴマや海苔が挟まっていたりすると、みっともないですから・・・。

  この100円ショップの歯ブラシですが、見た目は安物で、植毛は少な目です。そのせいか、力を入れて磨こうとすると、歯ブラシが逃げて飛んで行ってしまいます(ブラシの柄・端っこをペンシル・ホールド)。特に、前歯の裏側など、そっと磨かないとすぐ脱落します。そして、毛先の2ミリくらいが、疎らで細くなっています。歯の根元の隙間に、その毛先が入り込み易いので、面倒な歯間ブラシも糸楊枝も要らなくて簡単です。もう両方とも、捨てました。その毛先の弾力性も、一箇月くらいは優に持ちます。それが功を奏して、一日何回歯磨きしても、面倒くさくなく、知覚過敏になる事もありません。私にとっては貴重な存在で、売り切れになると困るので、まとめ買いしています。
                          (2016.11.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
■ダイエット・レシピ、太らない中華丼など
  食いしん坊の、私の料理(?)です。時間はかかりませんし、キッチンも汚しません。油少量でも浸み込んでなく表面コーティングなので、結構オイリーで美味しいです。ダイエット中だけど中華が食べたいナ、という方にお勧めです。食後のお皿は、洗剤なしで洗えます。ちなみに、料理の食塩は最後に入れると、やはり浸み込まないので少量でも利きます。


★電子レンジ(500W)で作る、油少量の中華丼
[材料]
・白菜・ピーマン・戻しきくらげ・ネギ・豚ベーコン少々・他
・水溶き片栗粉・粉末中華炒めの素(牡蠣エキス入り)小さじ半分強
・ゴマ油微量・食卓塩五振り・醤油微量・胡椒

①浅い中型容器に野菜とお湯を入れ、電子レンジにかけて軟らかくする。
②調味料、ベーコンを入れ、熱湯を加える。
③水溶き片栗粉でとろみを付けると、微量のゴマ油でもオイリー。
④カレー皿に盛った、温かご飯にかける。


★電子レンジで作る、茄子の味噌炒め(?)
[材料]
・長茄子・ベーコン
・味噌・ゴマ油微量・チューブ入り生姜

①茄子の皮をむき、大まかに切って、水に晒しアク抜きする。
②茄子を入れたカレー皿に蓋をし、電子レンジにかけて軟らかくする。
③余分なお湯を切って、味噌や調味料、ベ-コン等を全て加え2分再加熱。
④水溶き片栗粉少量で、とろみを付ける。
※油で炒めないので、茄子のアク抜きは必須。


★電気炊飯器で作る、ぱらぱらチャーハン
[材料]2食分
・お米、1合半
・ウインナー(人差し指大、1本)・刻みネギ少々、水っぽくなるので具材は少な目
・卵焼き(溶き卵1個分を電子レンジで1分加熱、油なし)
・粉末中華炒めの素(牡蠣エキス入り)小さじ半分強・食卓塩(5振り)・黒胡椒・醤油(小さじ1杯)・サラダ油(大さじ1杯)

①ご飯を堅めに炊く(水加減、普通ご飯の80%)。
②炊き上がったら、醤油を回しかけ、数分再加熱(焼き飯風のオコゲが出来る)。
③刻みウインナー等、材料を全て入れてかき混ぜる。
④1食分ずつ盛り付け、2分再加熱。
⑤カニ・かまぼこをほぐしてトッピングする。
※電気炊飯器、内釜のホーローが傷むので、炊き込みご飯同様に古い内釜を使う。

                         (2016.12.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
■久しぶりの武道
  合気道を始めて一年余りになります。以前、五年ほど空手をやりましたので、現役復帰しようと思いましたが、開脚がすっかり出来なくなっていました。回し蹴りなど、足が相手の頭部に届かなければ「致命的」です。以前は180度近く、前後・左右共、開脚出来ていました。何とかしようと、風呂上がりに試みたものの、長期間かかりそうなので諦めました。本当は空手以前から、投げ技が奇麗な合気道がやりたくて、道場を探していました。私がまだ、ネット環境になかった頃でしたので、そのままになっていました。一昨年、パソコンで検索していて、二箇所見つけ、体験を兼ねて見学に行きました。最初は、すぐ近くの北区・滝野川体育館の道場に行ってみました。所が座り技が多くて、翌日膝痛で立てませんでした。私は長年一輪車をやり、高い位置からの着地を繰り返して、膝を傷めていたからでしょう。そこで気を取り直し、もう一箇所の東大裏にある、文京区総合体育館に行ってみました。そこは立ち技中心だったので、一箇月ほど体験練習を積み入門しました。文京区合気道連盟主催で、月謝がなんと二千円です。毎週、自転車で通っています。

  私が稽古(けいこ)に参加するのは、週一回、日曜朝だけです。マイペース、下手の横好きというカンジでやっています。週一回ですと、次の稽古日まで疲れが残る事はありません。なによりも、痛た気持ちいい、ドタンバタンが楽しいです。同時期に入門した中年男性と親しくなり、励まし合っています。合気道の技は、空手ほど体の柔軟性を必要としません。昔、刀を差していた頃の武士の柔術なので、刀が邪魔して大きく動けません。少ない体サバキと関節の捻り技で、相手を投げ飛ばします。むしろ柔軟性を要するのは、ケガをしない為の受身の方です。腕力も、あまり使いません。体サバキによって腕を介し、体重が力となって相手に伝わる仕組みになっています。腕力で40キロ出すのは大変ですが、体重40キロの女性でも、その40キロが力となって相手に伝わるのです。考えて見ますと、昔は農民に限らず、大工や荷役の町人など、武士に負けず劣らず腕力はあったと思います。いくら何でも、いきなり「斬り捨て御免」は出来ません。ですから、いざこざがあった時、武士達は関節技を駆使して、不逞(ふてい)の輩を制したのでしょう。
                          (2017.1.1)

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 エッセイ 「駒込王子」
■常備薬は正露丸のみ
  私が持っている内服の常備薬は、正露丸だけです。メーカーはテキトウですが、大瓶で買い、小瓶に小分けして使っています。大瓶のは、丸薬同志がくっ付いたりしていますので、使用期限はもうとっくに過ぎているかも知れません。確か、10年程前に買った覚えがあります。正露丸は、漢方薬的なモノだから大丈夫だろうと、気にしないで使っています。実際、効き目は充分あります。中身が余り減らないのは、たまにしか飲まないからです。誰でもそうかも知れませんが、私にとって一番コワイのは、「下痢」です。完全予約制で仕事をしていますので、突然トイレに入り、そこから中々出られない・・・のでは困ります。タクシーの運転手さんも時々、正露丸の臭いのする人がいます。タクシーの運転手さんにとっても、下痢は大敵なのでしょう。

  去年の夏、清涼飲料水を飲み過ぎてオナカを壊しました。私はメロン味のクリームソーダーが大好きで、スーパーで大瓶を買って飲んでいました。しかし最近は見かけないので、インターネット上でをまとめ買いしました。そしてがぶ飲みしていました。ところが、胃酸が薄まり消化不良を起こしたらしく、食欲がすっかり無くなり、食べた物を吐き戻したりしていました。そこで水分を極力控えたところ、今度は便秘になってしまいました。お腹が痛くなり、便意が襲ってくるのですが、便が全然出ません。やがて便意は引っ込むのですが、また腹痛が襲って来る・・・の繰り返しで、たまらず便秘薬を買いました。薬屋さんの忠告で、最低量の一粒飲みました。ところが今度は下痢になり、それが止まりません。仕事にならないので、正露丸を飲んだところ、すぐに止まりました。結局、便秘薬は、休診の前の晩だけ飲み、休診の日は一日中、下痢していました。

  所がある日、正露丸を飲んだ翌日、便は硬いまんまですが、ラクに排便出来る事が解ったのです。てっきり、正露丸は便秘に傾くだけと思っていましたが、便秘にも利く事が解ったのです。インターネットで調べて見ると、正露丸は整腸薬なので、蠕動運動(ぜんどううんどう)と言うのですが、腸の動きが良くなるのです。それに対し、便秘薬は腸の内容物を送り出す蠕動運動が退化してしまうので、常用する事になってしまうのです。
                           (2017.2.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
山形の梅干と、さくらんぼ
  駒込界隈の戸建て屋敷には、梅の木を植えている所が多いようです。花もあるでしょうが、梅の実が目的かも知れません。しかし、たいして大きな木はありませんので、あまり実も成らないでしょう。

  私が10歳の頃、最上川の旧舟着場から、山麓の(父方)大伯母の家近くに引越しました。最上川・改修工事のために、建設省の用地買収に合ったからからです。新築の家の前には汲み取りトイレが作られました。その横に花壇が作られ、その一角に梅の木が移植されました。その梅の木は、母が小学校の卒業記念品の苗木として支給され、実家に植えてあったモノです。日当たりの良い汲み取りトイレの側で、養分が充分あったのでしょう。梅の木は元気に育ち、実を沢山付けました。少し熟れた頃、木を揺すって実を全部落とし、ムシロにひろげて置きました。すると、実がぱっかり割れて、種が剥がれ落ちるのです。そして、少し乾燥した梅の実を、紫蘇の葉と一緒に塩漬けにしました。実の表面がしわしわになっていました。種が無いので食べやすく、オニギリや弁当など、毎日のように食べていました。本当は杏の一種だったかも知れません。梅と杏は同じ種類で、「実割梅(みわりうめ)」というモノもあって、やはり、種が剥がれ落ちるのです。実割梅は、かの徳川家康公が駿府の城内で育てていたといいます。合戦の時には、携帯食の干し餉(かれい)と共に、味噌や梅干は必需品だったのでしょう。

  私の郷里、山形県は「さくらんぼ」の産地として知られていますが、生産量そのものは少ないので、めったに食べられませんでした。現地の人は、「おうとう」と言っていました。北米産のチェリーとは色が違うので、品種は違うモノでしょう。商品名というのは、厳密には違うけれども、「通り名」で呼んでいる事が多いからです。桜桃は生産管理が難しく、雨に当たると実が割れるので、収穫期には、樹木全体にビニールの覆いを掛けていました。母の妹叔母さんが、その生産農家に嫁いでいました。民話、「夕鶴の里」での出来事でした。私が五・六歳の頃、その叔母さんの赤ん坊が事故で亡くなりました。叔母さんが棺の赤ん坊の小さな手に、桜桃の実を持たせました。すると、その桜桃をゆっくりと、握り締めたのです。棺はそのまま閉じられました。皆が、泣きました。叔母さんにとっては、後継ぎになったかも知れない長男でした。さくらんぼを見るたびに、それを思い出します。今考えますと、手の指先を拡げて持たせたので、自然と指先が内側に戻って、閉じる様な形になったのかも知れません。しかし私には、母親に懸命に応えている様に見えました。事の真実なんて、誰にも解りません。
                          (2017.3.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
■減塩や甘さ控えめ、というメーカーの陰謀(?)
  「減塩・味噌」等と表示してあると、メーカーが消費者の健康面を配慮している様な印象を受けます。企業の社会的責任とでも、言いたいのでしょうか・・・、企業イメージを高めたいのでしょう。はっきり申してメーカーは、いろいろ言ったところで、利潤追求しかありません。それだったら、遺伝子組み換え大豆とか食品添加物等に気を使って欲しいと思います。冷蔵庫の無かった頃の、農村自家製の味噌は、塩分が多かったと思います。その分、少しの消費量で済みました。今の味噌は、開封後は冷蔵しないと保存出来ません。塩分が薄いので、味噌をどんどん消費します。薄味過ぎる味噌汁など、全く美味しくありません。だったら、沢山味噌を消費して欲しいという、暗にメーカーの陰謀でしょう。ですから私は味噌汁を作る時、味噌と「サラサラの天然塩」を適宜振り入れています。味噌汁は薄味でも、何杯も飲んだのでは、塩分過剰摂取になります。私は美味しい塩分濃度の味噌汁を、一杯だけ頂きます。

  「甘さ控え目のジャム」というのも、気に入りません。私はパンのトーストに付けて食べるのですが、中身がどんどん無くなっていきます。甘くないと、全然美味しくないのです。適度の甘さにするのに、多く塗る必要があります。ですから、糖分の摂取量は一緒だと思います。昔のジャムや、外国産のジャムなどは甘いので、少量付けただけでも充分甘いです。糖分の調整は自分自身でするので、メーカーが勝手に「糖分控え目」を押し付けないで欲しいと思います。結局は、消費者の健康を配慮しているという大義名分の下に、沢山売らんかなで、利潤追求の事しか考えていないのです。

  それに似た様な事は、衣類についても言えます。通販のシャツなど、「ゆったり目に作ってあります・・・」等の表示があります。そうなると、「思ったほど、ゆったり目ではなかった・・・」等と、サイズ違いで買い直す事になります。通販だと、試着出来ません。全く、迷惑な話です。サイズは法令で、全て同一の寸法基準で作って欲しいと思います。ゆったり目が欲しければ、一サイズ上を買いますし、キツめのが欲しければ一サイズ下を買います。そのためには、統一された基準寸法が必要になります。メーカーは、勝手に曖昧なサイズを押し付けないで欲しいと思います。
                          (2017.4.1)

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 エッセイ 「駒込王子」
■玉葱(たまねぎ)の毒
  私は毎年、春先になると、スーパーに「葉玉葱」が出回るのを楽しみにしています。まだ小さい玉葱がくっ付いているので、産地で間引いたモノでしょうか・・・。私は豚肉のベーコンを入れて、味噌炒めにして食べます。いつも葉玉葱を見つけると作り置きして冷蔵庫に保存し、熱々のご飯に乗せて食べます。ただその時期になっても出回る量が少なく、買い逃してしまう年が多いのです。そして、葉先が枯れたり、全体がしんなりしているモノが多いのです。ですから、新鮮なモノを見つけると必ず買います。後で買いに行っても、無くなっている事が多いからです。昨年は、染井商店街の八百屋さんの店頭で、イキのいい葉玉葱を見つけて嬉しくなり、沢山買い込みました。例によって、沢山作り置きし、毎日食べていました。葉玉葱は炒めても、葉がしっかりしていて、食感がとてもいいのです。所でその葉玉葱の味噌炒めですが、例年より沢山食べ過ぎたために、「玉葱中毒」になっってしまいました。

   「玉葱中毒」と言うと、犬や猫など動物の例が知られています。特に犬の場合は雑食性で、飼い主の食べているモノを何でも食べたがります。ですから、つい自分の食べいるハンバーグなどを、与えてしまったりするのです。ハンバーグには、犬・猫にとっては有毒と言われる、玉葱が混じっています。犬は飼い主を絶対的に信頼していますから、躊躇(ちゅうちょ)無く食べるでしょう。ネギ類には、彼等の赤血球を壊す物質が含まれています。インターネットで調べて見ると、体重比率で沢山摂取すれば、人にとっても弊害があるという事です。赤血球には、酸素を運ぶ鉄分のヘモグロビンが含まれているからです。血液が赤いのは、その酸化鉄のせいです。私の場合は、脳に酸素不足が生じたのでしょう、メマイでフラフラして、満足に歩けなくなりました。合気道の稽古帰りに、気が付きました。どうも疲れだけでは無いような気がして、おかしいな思い、インターネットで調べてみました。稽古で、よけい脳の酸素不足が生じたからでしょう。食い意地が張っていた自分に反省しました。

                          (2017.5.1)

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 エッセイ 「駒込王子」
■福島のお米
  駒込の霜降り商店街には、激安の八百屋さんがあり、とても繁盛しています。そこには、以前、5キロ・980円のお米が売っていて、私はよく買っていました。砕け米が混じっていましたが、IHの炊飯器で炊くと、炊き立ては充分美味しかったです。当初はその値段が警戒されたのか、中々売れなかった様子です。やがて、人気になったのでしょう。入荷するとすぐに、売り切れになっていました。私がその商店街に行くのは、昼休みの時間帯ですが、レジはいつも長蛇の列。お客の殆んどは、中高年の主婦達です。特に、年金生活の人が多い様に感じました。田舎のように、家庭菜園などありませんし、山菜を採る場所も機会もありません。生活費の不安からか、つい万引きしてしまう高齢者もいるとか・・・それも安物ばかりという、悲しい現実があります。

  先日、NHKの番組で、風評被害で福島のお米がスーパーでは売れず、飼料米として二束三文にしかならないという内容の放送をしていました。新緑の田んぼを背景に、農家の人が、どこか、ふっ切れた様な表情で話していました。それならぜひ買いたいと思い、インターネットで福島のお米にアクセスすると、5キロ・三千円とか四千円とか、その高い事、高い事!とても買えません。生産者と消費者を上手くマッチング出来ない、行政のデタラメぶりです。安全なお米で安いお米なら、年金生活のお年寄りは喜んで買います。風評被害を気にして、福島のお米を買い控えている人も結構多いようですが、実はそんな人も福島のお米を毎日のように食べている、と言うからオメデタイ話です。値段が勝負の、外食産業のご飯としてです。こうなると、ツイッターで、「日本、死ね!」と言った人の気持が解ります。
                          (2017.6.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■私のメンズ化粧品なるモノ
  私はアトピー性体質なので、メンズ化粧品はあまり使っていません。頭皮・頭髪用に二種類と、髭剃り後用に一種類持っているだけです。若い頃から、そうでした。第一に、シャンプーがダメなので、無添加石鹸を使っています。無添加石鹸は最近は安くなったのですが、昔は一個千円もして、しかも九州から買っていました。頭はやはり禿げたくないので、ヘアトニックは使っています。薬用の「カロヤンS」を新製品当時から使っています。刺激が強く、少量ずつ使うだけなので、瓶一本使い切るのに、一年以上もかかります。整髪料は「丹頂チック」という、レトロ感のあるモノです。ヘヤ・ドライヤーは、頭皮がカユくなるので使えません。しかしクセ毛なので、洗った後、髪が濡れているうちに櫛(くし)を通しておくだけで、セットは充分です。カイロプラクティック用の、多少硬めの枕に、カバーを掛けて使っていますので、寝グセが付く事はありません。

  ひげ剃りはカミソリ負けするので、セイコー・クリーンカットという回転刃の電気カミソリを軽く当てるだけです。これは、いろいろ試してみて、たどり付いた商品です。ひげ剃り後は「オロナイン軟膏」か、「ウテナ乳液」という、やはり時代物のローションを使っています。カロヤンSを除いては、安物(?)ばかりですが、私は気に入っています。いずれもホームセンター的な店で売られています。かつてのヒット商品で、長年売られている定番商品は、安いだけでなく、消費者の厳しい目に耐え抜いた商品ばかりです。いわゆる、黎明期の男性化粧品として、当時の二枚目スターが宣伝に一役かっていました。往時から値上げしていないので安い、だけなのです。使い慣れた高齢者だけの物にしておくのは、もったいない気がします。
                          (2017.7.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■千円の床屋さん
  私は10年近く、駒込・霜降り商店街の千円の床屋さんに行っています。以前は長期間、殆んどの店は四千円でした。床屋さんの組合で料金を決めていたからです。その代わり、顔を剃ってくれたり、アタマを洗ってくれたり、中には耳アカを取ってくれたり爪を切ってくれる所もありました。一時間かけて四千円で、それに一箇月一回ですから、決して高い料金とは言えませんでしたが、価格カルテルなどに抵触すると、公正取引委員会から指摘を受けたのでしょう。昔の床屋さんは弟子を抱えて大勢ででやっていて、それでも日曜日などは長時間待たされました。たまたま未熟な弟子に当たると、髪がある程度伸びるまで、不満が残りました。床屋さんは、堅実で良い商売だったと思います。ですから、代々、家業として引き継いでやっていました。今は、後継ぎがいません。

  霜降り商店街の千円の床屋さんは、散髪だけなので、時間は10分で済みます。忙しい時間帯に行くので、時間が短くて良いです。毛深くないので、髭以外の顔剃りは10年以上していません。4千円の時の床屋さんと比べると、技術はもう一つですが、気にしません。
                          (2017.8.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■NHKにやられた。
  NHK「クローズアップ・現代」の、カイロプラクティック療法等に関する放送以来、初診予約が激減しました。あっという間に、家賃を4箇月分滞納してしまいました。当ホームページへのアクセスは、相変わらずあったものの、予約までには到りませんでした。銀行も、以前のようには融資をしてくれません。折悪しく、事務所の契約更新時期に重なり、それが出来ず、22年間築いた治療院が閉鎖に追い込まれました。本当に、悔しいです。実は15年ほど前、NHK職員の方の、椎間板ヘルニアも治して差し上げた事があったのです。当時、ヘルニアのレーザー治療が、日本の黎明期でした。腰椎の4・5間と5・仙骨間のヘルニアをレーザ^で処理したのですが、5・仙骨間が術後4箇月経っても痛いと言って、弊院に見えたのです。レーザー治療は2箇所で、100万円以上かかったと言っていました。普段なら、手術の後遺症は引き受けない事にしていますが、気の毒に思って治療し、治して差し上げました。最初からMRI画像ご持参で弊院に見えたら、10回・5万円前後で済んだかも知れないのです。もう、NHK職員の治療はしません。切ったら(手術)、いいのです。

 500万円かけて開業した治療院を、50万円ちょっとの家賃滞納のためにダメにしてしまいました。日銭の入る仕事をいい事に呑気に構え、セミナー等、先行投資に走ってばかりいました。十年以上前は、武富士など、150万円程のローンを抱えていたのですが、それも完済しました。ですから、何があっても技術さえ磨いていれば大丈夫という思い込みがありました。NHKの「クローズアップ・現代」の放送は、十把一絡げに、カイロプラクティックの全てが危険だと言う印象を与えてしまったようです。例のモデル、ケイティ・メイさんがカイロプラクティックの施術に前後して、撮影現場で転倒し、頭を強打した事には触れられていなかった。それが日米の報道が異にする所です。日本ではカイロプラクティック療法は、国家資格ではありません。事故に際し、医療事故ではなく傷害罪に問われます。それで有罪になれば、多く治療実績を上げていても、その仕事そのものが出来なくなってしまいます。重症の患者さんの体はデリケートです。ですから、重症部分には、荒療治なんて出来ないんです。病気を治すべく、治療専門家ならではの事です。
                          (2017.9.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■MA-1ジャンパー
  先月末、早々と防寒着を買いました。もう30年来愛用している、米軍のフライト・ジャケット、MA-1(風)です。この時期は、通販タイムセールで安く買える事が多いからです。MA-1は、S.マックイーンなど、映画のアメリカン・ヒーロー達に多用されました。日本でも一時期、爆発的にヒットし、蒲団に包(くる)まっている様な暖かさなので、ホームレス達にも「定番」になっていました。数多く消費された末、捨てられたモノも多かったからでしょう。中綿がふっくらしている方が暖かいので、私は毎年、買い換えています。軽くて、薄めでも充分です。そして、綿入れの半天に比べ、何かと便利です。本物は数万円するのですが、フェイク物なので、せいぜい二・三千円程度か、それ以下です。そして、本物にはない黒です。着ている人達は、昔、流行った頃から着ている、中・高年が殆んどの様です。ちなみに、このMA-1ですが、衿が普通には無いニットなので、私は当初、安っぽいこのデザインが、好きになれませんでした。それがある時、友達が捨てて行った(?)MA-1を寒さしのぎに着ているうちに、その実用性と機能性にハマッテしまいました。

  戦争に勝つための軍需品ですから、多額の研究開発費をかけます。実用性・機能性に優れているのは当然の事でしょう。トレンチ・コートなど、その多くは普段着にも転用され、定番商品になっています。学生服もセーラー服も、元は軍服でした。私が小さい頃、農家のオジサン達は野良着・半天の腰を、軍用の幅広ベルトで締め付けている人が多かったのです。彼等は、兵役経験者だったのでしょう。お腹に力が入る幅広ベルトは、今でもガテン系の定番になっています。所で、一旦は廃れた形のMA-1ですが、不況にあえぐ衣料業界が仕掛けたモノでしょうか、最近細身のお洒落着として売り出されました。実は、私はそれに騙されてしまいました。クチコミの多い人気商品(?)を注文した結果、届いたモノがそれだったのです。華奢な着用モデルが気になったものの、今まで買っていたモノと同様のモノが届くと思っていました。所が、胴回りも腕回りもキツくて、充分動けません。防寒着なのに、前を開(はだ)けて羽織るだけなんて、全く意味がありません。首長(くびなが)のモデルに合わせたかのように衿高なのも、更にうっとうしい・・・。

  それで、直ちに従来品を買い直しました。やっぱり、形はダサくても、実用性・機能性に勝るモノはありません。連日、雑に着こなすには持って来いです。本場アメリカでのMA-1ですが、バイクライダーやガテン系のみならず、タレントなどセレブにも、愛用者は多い様です。やはり兵役で、その虜(トリコ)になったのでしょうか・・・。
                          (2017.10.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■納豆のタレ
  私は納豆に、付属のタレは使いません。納豆には、あくまでも生醤油ときざみネギだけです。昔の、ワラヅト納豆の頃は、タレなんて付いていませんんでした。納豆ご飯は、夕食に食べます。もちろん、焼き魚など、他のオカズもあります。一食に、大粒の納豆パックを半分ずつ使います。納豆の量が多ければ良い、という訳ではありません。ご飯自体も美味しいので、あくまでも、ご飯に適量乗ってないとダメなのです。多からず、少なからず・・・が微妙なところです。ですから、納豆だけを食べたいとは思いません。子供の頃は、納豆味の醤油ご飯という感じでしたが、ご馳走の部類でした。今でも、それに近いです。納豆ダレは取り置き、別の用途に使います。天ぷらや、うどんを食べる時に使います。

  先ず、天ぷらの時ですが、やはり納豆パックに付いているカラシも一緒に使います。オーブン付き電子レンジで、かぼちゃやサツマイモの天ぷらなど、衣をサクサクに温め、昼食によく食べます。それと、立ち食いうどん風を作る時も使います。電子レンジで湯がいた玉うどんに、納豆一個分のタレと塩・醤油と薬味で、カリッとした鯵フライやゴボウの天ぷら等を乗せます。トッピング山盛りで、とても美味しいです。蕎麦屋さんで高い金を出して、鍋焼きうどんを食べる人の気が知れません。あと、煮魚や肉じゃがも、雁モの含め煮なども、全て電子レンジと納豆ダレを活用して作ります。何しろ、材料を全て入れて、15分チンするだけですから・・・。仕事の合間の、ウタタ寝している間に出来てしまいます。それから、豆ご飯を作る時も、二食分・一合半のお米に納豆ダレ一個分と塩・醤油、プラス具材で完璧です。油揚げご飯が炊き上がったら、おつまみ用の塩エンドウを半量、混ぜ入れれば完成です。塩エンドウの代わりに剥き(むき)甘栗にして、栗ご飯でも美味しいです。具が多いので、ドンブリ一杯の一合飯の量(カサ)になってしまいます。食物繊維が沢山摂れます。
                           (2017.11.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■帰省と、鯉の甘煮(うまに)
  上京して二・三年は、盆・暮れには必ず帰省していました。以前の帰省ラッシュはひどいものでした。新幹線など無かった時代、長時間の立ち通しは疲れました。今では、普段の用事以外は帰省しません。ですから、郷里のお節(おせち)料理にありつく事は、殆んどなくなりました。山形の、最高のお節料理と言えば、何と言っても、鯉の甘煮(うまに)です。大きな農家では大抵、食用の鯉を飼っていました。母の実家でも、大谷石で囲った大きな池があって、常に台所から溢れ出るる水が流れ込んでいました。それには、食器洗いや野菜屑などが含んでおり、それが鯉の餌になりました。時折、餌も播いていましたし、池に産卵する水生昆虫なども、鯉の餌になっていました。昔は、合成洗剤など使っていなかったので、出来たやり方でした。それに、掘り抜き井戸などから、台所の水槽には、常時流水が流れ込んでいました。しかし、近年では農家に、鯉の飼える環境がありません。それにかつての様に、活きた鯉をさばき、調理出きる主婦もいません。暴れる鯉も、眼を塞げばおとなしくなるといいます。川魚の調理は、特に難しいとされています。

  ですから現在は山形でも、調理した物を買って食べるなり、客に振る舞うなりしています。法事や祝い事では、他の料理と一緒に、仕出し屋から配達されます。上野松坂屋など、東京のデパートでも時折、実演販売されています。その殆んどは、骨が硬いまんまです。自家製の鯉の甘煮は、重曹を使って、骨や鱗まで軟らかく煮込んでありました。鯉の骨は、特に硬いです。よく、小さい子らが咽喉(のど)に引っ掛けます。大人でも、思いっきり食べられません。そんな所は、主婦達の優しい配慮だったのでしょう。鱗(うろこ)まで、軟らかくて美味しいですし、調理直前まで活きていたモノなので、肝臓や卵などの内臓も新鮮で美味しいです。むしろ、鱗や内臓の方が美味しいです。特に寒い冬の時期は脂が乗って旬ですので、お節料理にもなったのでしょう。ウナギだって、冬の方が脂が乗って美味しいに違いありません。脂肪は、産卵や寒さに対応するためのモノです。ちなみに真夏・土用丑の日に食べるウナ重は、かの平賀源内が鰻屋の頼みに応じて、発案したしたモノだとか・・・。鯉の甘煮は食べ出があって、私はウナギよりも美味しいと思っています。

  私は帰省の際、新幹線・赤湯駅の売店で買って帰ります。鯉の甘煮を食べる時は、暖めない方が美味しいです。酒の肴(さかな)に合うのでしょうが、下戸の私は熱々のご飯と一緒に頂きます。
                          (2017.12.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■棒鱈やカラカイの煮付け
  先月触れましたが、鯉の甘煮は裕福な家の、正月三が日の接客料理で、一般家庭では、あまり食べませんでした。昔は、鯉の養殖は養蚕農家の副業としてやっていました。製糸工場など無かった時代、生糸を紡いで、おとぎ話「夕鶴」の様に機織り(はたおり)までやっていたのです。どこの農家にも、古い足踏み式の機械が残っていました。山村・梨郷村は、殆どの家が(林業と)養蚕農家でした。鯉の養殖は、自宅で消費すると言うより、殆んどは、出荷用です。餌は蚕(かいこ)のサナギでした。ちなみに、亡父の弁によると、蚕のサナギは佃煮にしても美味しかったそうです。養蚕は上杉藩の財政建て直しのために、中興の祖・上杉鷹山公(ようざんこう)が導入したものです。

  一般農家でのお節や冬の魚料理は、棒鱈(ぼうだら)や「カラカイの煮付け」でした。海から遠い、山形県の内陸地方では、川魚以外、新鮮な魚が手に入りませんでした。梨郷村に魚屋はなく、魚の塩漬けや干物類は、行商から買っていました。棒鱈もカラカイも、魚の干物です。カラカイというのは、魚のエイを干物にした物です。宮城県の塩釜や気仙沼辺りから、貨物列車で運ばれて来ました。おそらく、新鮮な魚が手に入る現地の人達は知らないでしょうし、食べないでしょう。まるで薪の様に荒縄で束ねてありました。枯れ枝みたいに堅いので、鉈(なた)でないと切れません。それを水で戻して、長時間煮込みます。いずれも、手間・ヒマかけた、心尽くしの料理なのです。他に、私の好きなモノとしては、「鮫焼き」という、鮫肉の白焼きがありました。鮫特有の臭みもなく、それを甘辛く煮付けにします。今でも山形行くと売っていますので、帰省の折には、調理して貰います。これも、仙台出身の人等に聞くと、「何、それ。」というカンジで、現地では売ってもいない様子です。私は子供の頃から食べ慣れた魚の干物が大好きで、鯵・サンマ・ほっけ・ニシン・メザシ・等々・・・。メザシをカジリながら食べる、トロロご飯なんて、最高です。
                          (2018.1.1)

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 エッセイ「駒込王子」
■久しぶりの雪かき
  一月は東京にも大雪が降り、久しぶりで雪かきをしました。故郷の雪国・山形では、毎日のように雪かきをしていました。中学や高校でも、経費節減のためでしょう、その殆どを生徒達にさせていました。除雪作業当日は、各自スコップを、家から持参します。クラスに割り当てられた区域を、全員でやるので、すぐに片付きました。しかし冬休み中は、そうはイキません。中学校と高校の講堂が、屋根に積もった雪の重みで潰れた事がありました。さすがに、小学生に雪かきをさせる訳にいかないので、小学校の校庭の場合は、PTAが父兄に動員をかけてやっていた様です。故郷・梨郷村には殆ど農民だけで、冬は農閑期で藁仕事しか無かったので、人員はすぐに集まったでしょう。お父さん達は頬かむりにくわえタバコで、笑いながらやっていました。皆、その小学校の卒業生達で、普段はめったに顔を合わす機会もない人もいるので、話に花が咲いたでしょう。普段ですと、その後は飲み会になるのでしょうが、学校行事ですからそういう訳にもいきません。数年前、全校の生徒数が二桁になった中学校は、廃校になりました。統合になった中学校は遠いので、スクール・バスで通っているのでしょう。なにしろ、路線バスも廃止になっていますから・・・。

  現在農家には、人手不足を補うために重機があって、雪かきも楽になったようです。例え無免許でも、公道さえ走らなければ良いのでしょう。手馴れた様子で、広い屋敷内を、オバサンやお年寄りでも、ホークリフトなど縦横無尽に乗りこなしています。修理だって、自分達でやってしまいます。屋敷内は車が出入りするので、雪はきれいに片付けてあるのですが、反面、雪下ろしのために登った屋根から滑り落ちれば、命の保障はありません。帰省すると、それで亡くなった人の話など耳にします。一般に、雪国の屋根は急勾配で、おまけに濡れたトタン屋根は、ツルツル滑るからです。屋根の天辺に、命綱用の金具でも取り付ければ良いと思うのですが、それをしないのは、何を考えてんだか・・・という気がします。
                          (2018.2.1)

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 エッセイ 「駒込王子」
■豪雪の年
 
今年は、豪雪の年でした。私が山形から上京した時も、豪雪で有名になった年でした。雪国でも珍しく、路線バスが長期間、運休になったと記憶しています。山形の寒中は、日の出前の気温が零下10度以下の日も、珍しくありません。晴れた日の早朝は、新雪も凍って硬くなっているので、雪原のどこでも歩け、自転車でも走れる位でした。それでも、吹雪よりはマシでした。そんな中を、いつも登校していました。他の世界を知らない私は、それを当然の如く受け止めていました。私が上京したのは、二月末で、受験のためでした。雪の無い東京に着いて驚いた事は、とにかく空気の暖かさでした。しかし、以前は東京でも、坂道でスキーが出来るほど、雪が積もる事がありました。水道が凍るなど、少なくても今よりは寒かったと思います。「忠臣蔵」や「桜田門外の変」、「二・二六事件」など、歴史的な事件の時は、大抵、背景が雪景色です。小泉八雲作の「雪女」も、東京の青梅に伝わる伝説が元になっていると聞きました。

  小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンはアメリカの元新聞記者で、明治政府の「お雇い外国人」として来日しました。東大や早稲田でも講義したといいます。さらに、英語教師として赴任先の島根県で、元・松江藩士の娘、小泉節子さんと結婚して日本に帰化しました。そして、日本の怪談などを世界に紹介しました。かつて、NHKのドラマで、数日間に及ぶシリーズで放送されました。ハーン役は、映画「ウエストサイド・ストーリー」で有名になった俳優のジョージ・チャキリスで、小泉節子役は壇ふみさんが演じました。ハーン著作の情報源は、節子さんによる「くち伝え」だったといいます。彼女は生来、読書好きだったという事から、教養ある聡明な女性だったのでしょう。とにかく、ラフカディオ・ハーンを有名にしたのは、彼を支えた節子さんであり、小泉節子さんの名前を世に知らしめたのは、夫のハーンに他なりません。そのテレビ・ドラマと共に、感動を覚えました。まだ30代だった壇ふみさんは、知性的な美人ですから、はまり役でした。
                          (2018.3.1)


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 エッセイ 「駒込王子」
■インスタントコーヒーしか飲まない
 
「インスタントコーヒーは飲まない。」と、言う人がいます。私は逆に、インスタントしか飲みません。本物はカフェインが強過ぎて、胃に応えるからです。前職はいずれも、徹夜作業の多い仕事でした。昼間、打ち合わせに出て、夜間に作業をしていました。そうすると、どうしても眠くなります。従って一晩中、タバコにコーヒーです。私は、子供の頃から胃腸が弱かったのに、タバコを覚えてしまったので、なお更です。朝、吐き気がして、歯が充分、磨けませんでした。どうにかタバコは止めましたので、インスタント・コーヒーだけなら、胃に応えません。それで、詰め替え用の「ブレンデイ」をスーパーで買っています。私がコーヒーが好きなんだろうと思う人もいるらしく、本物を頂く事があります。そんな時は、それをヒトに上げてしまいます。

  ちなみに、ラーメンもインスタントしか、食べません。と言うより、インスタント・ラーメンが好きなのです。中華屋に入った時は、好きなチャーハンとか中華丼など、ご飯物を頼んでしまいます。インスタント・ラーメンは、「チャルメラ」が好きですが、よく買うのは、麺に味が浸み込んだ「ミニ・ラーメン」です。小腹が空いた時、適量だけ作って食べます。「醤油味・チャルメラ」の五個セットが売っていると、素通り出来ずに、必ず買ってしまいます。それを、「餅入り」にします。角餅を濡らして電子レンジにかけると、突きたての餅に近いです。学生の頃は、食費を安く浮かせるために、インスタント・ラーメンを箱買いしていました。

  もう一つ、カレー・ライスが好きで、昼食によく食べます。それも、インスタントというか、レトルト食品専門です。カレー専門店には入りたくもありません。以前、友人と入ったことがありましたが、辛くて食べられませんでした。100円ショップで売っている、レトルトの「甘口」専門です。又は、やはりレトルトの「ハヤシ」とか、「クリーム・シチュー」、「ビーフシチュー」等の、いわゆる汁かけご飯が好きで、良く食べます。それに、豚カツや鶏の唐揚げなど乗せれば申し分ありません。
 
                          (2018.4.1)


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