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「特 集」
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 '18/11月の特集
■ストレスによる疑似行為
 
実際はそうじゃないのに、ストレスによって症状を呈する事があります。発端はやはり、実際の病気によるものではなく、その疑似行為によるものです。人は、往々にして無意味な事をやってしまうものです。チック現象など、がその一例です。気を付けなければならないのは、それを繰り返しているうちに、実際の症状へと移行する場合がある事です。子供によくありますが、大人にも起こり得ます。事の発端は、何気ない簡単な事からです。ストレスなどの緊張感の余り、目を頻繁にパチクリしたり、顔の表情を歪めたり・・・と様々です。殆んどの場合、ヘタに注意するよりは、放っていた方が自然に治ります。時々見かけますが、自分の首ポキポキしている人がいます。緊張の余り、間が持てなくなってやっている人もいれば、得意満面の顔でやっている人もいます。その結果、腕や手に麻痺を発症している人がいます。全く、愚かな行為です。それは、本編で度々問題視している、頚椎ヘルニア発症原因の一端です。

  呼吸器系ではどうでしょうか・・・。よく、頻繁に空咳(からせき)する人をみかけます。緊張時の咳払いを通り越して、盛んに空咳をする人です。それが高じて、クセになっているのです。きっかけは、やはり何気ない事でしょう。風邪をひいた後など、痰(たん)の切れが悪いとか、受動喫煙がイヤだとかで、つい空咳をしてしまうのでしょう。それを上司から目ざとく指摘されたりすると、よけい咳き込んだりします。そして、「病院で診て、貰った方がいいんじゃないか・・・。」などと言われると、よけい意識してしまいます。しまいには、その上司が部屋に入って来ただけで、条件反射的に咳き込んでしまいます。しかし、自宅でくつろいでいる時は、咳など一つも出ないのです。そういう、人にプレッシャーをかける上司などは、どこの世界にもいるものです。本人は、親切心だと思っているから、よけい始末に負えません。毎日、朝から晩までそんな上司と同室になり、緊張感の連続と共に、咳き込んで過ごす事に成りかねません。そうしている中に、本当の病気になってしまう事があります。

  当初は何の症状も無い空咳でも、それを繰り返すうちに、呼吸器の粘膜にストレスがかかり、炎症を起こしてしまいます。咳は恐らく風速何十メートルの強風でしょう。それに粘膜がいつも晒されていれば、内皮細胞が傷付いて、炎症が起きてしまいます。のどがヒリヒリしてきす。その症状を紛らわすために、よけい咳払いを繰り返すことになるでしょう。こうなると、完全に呼吸器疾患です。ともすれば、咳喘息への移行と共に、肺疾患など起こしかねないでしょう。結局、こういった疑似行為は、心療内科の病気でもあります。弊院は、カイロプラクティック療法による、心療内科領域の治療も行なっています。カイロプラクティック療法は背骨にアプローチして、神経の流れを整えて病気を治す治療法です。その神経には、自律神経も含まれます。ですから、整形外科関連のみならず、心療内科領域も含まれるのです。それが本来のカイロプラクティック療法です。それに加えて、弊院では心を鍛えて再発予防を図るための、瞑想法もご指導しています。

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 '18/12月の特集
■膠着状態を脱する
 
腰痛など、整形外科関連の慢性疾患をお持ちの方がおられると思います。慢性疾患は一進一退を繰り返し、中々完治しません。しかし、心がけ次第で治せます。腰痛が慢性化してしまったた原因は何でしょう・・・。それは中途半端に治療し、体を騙し騙し使って来たからです。やはり、一度徹底的に治すべく治療をしないとダメです。それも、治せる医師なり治療家にかかることです。椎間板ヘルニアの場合、肉体労働者やスポーツ選手の方は、医師による手術しかないと思います。そうでないデスクワークや軽作業の方達などは、保存療法で充分完治する可能性が高いと思います。その場合、医師による保存療法は殆んどアテになりませんので、カイロプラクティック療法を受診する事になろうかと思います。しかし、ヘルニアの出具合によっては、保存療法では治らない場合があります。それは、MRI画像によって検証します。ですから、レントゲンやMRI画像を読影出来るカイロプラクターでないと、的確な治療はムリでしょう。そして、その間の安静と、治療日程が重要になってきます。弊院では、治療回数10回、治療期間2ヶ月位をメドにしています。そして、再発予防指導も行なっています。

  次に、心療内科領域の慢性疾患ですが、これは治療期間が長いです。いわゆるストレス性の疾患ですが、うつ症状や自律神経失調、パニック障害などです。いずれも、5年・10年と、転院を繰り返しながら、お医者さんに通院している人が多いのも事実です。弊院では、ひたすら背骨にアプローチし、あるいは頭蓋骨にアプローチし、自律神経の流れを促し、かつ整えていきます。一見、単純な作業を繰り返しつつも、治療を積み重ねていきます。治療回数15回・治療期間3ヶ月くらいのメドに治療を行ない、後は月一回程の定期診療に切り替えてから治療を終了しています。心療内科領域の治療期間が長いのは、薬の副作用による内臓の回復に時間を要するからです。副交感神経にアプローチして、内臓の機能回復も図ります。そして、途中から瞑想法を導入し、再びストレスに晒されても、それに負けない心の強化を図ります。これは毎日10分間、アタマの中を空っぽにする訓練です。本当は情報はセレクトして入れた方がいいのですが、毎日テレビなどの情報に接するうちに、どうしてもネガティブな情報が蓄積されてしまいます、そしてそれがストレスになりかねません。それを瞑想法によって整理してやります。ですから、患者さんとの共同作業で病気を克服していきます。つまり、禅宗で言う所の「自力本願」を促す世界です。

  さて、普段の生活一般に於いてはどうでしょうか・・・?やはり、生活がマンネリ化してしまうと、中々そこから抜け出せない状況に陥ってしまいます。タレントなど、忙しい人に限って、ちょっとしたヒマを見つけては、趣味などをやっていたりします。やっぱり、本当に忙しい人程、時間の大切さを感じているのでしょう。時間があってもやらない人は、一生何にもしません(?)。そこで、キッカケを作るための提案です。新しい趣味でも習い事でも、思い立った時、イキナリでもいいと思います。なまじ考えたりすると、やっぱり止めとこう・・・と、いう事になってしまいます。そして、今までと全く異質なモノがいいと思います。つまり、普段使っていない、別の脳を使ってやるのです。かつて、東大生産技術研究所でペンシル・ロケットを打ち上げた、糸川 英夫という高名な先生がいました。かの小惑星・イトカワの起源になった人だと思います。その先生が晩年、どういう訳か女装バレリーナのコスチュームで、クラシックバレーを始められました。そして、前後左右180度に、開脚などしていました。あれだけの先生です。おそらく凡人には理解し得ない、何か期するモノがあったのでしょう・・・

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 '19/1月の特集
■冷やすべきか、暖めるべきか・・・?
 衛生兵だったという
私の父は、紛らわしい応急処置として、「盲腸炎は冷やし、腸閉塞は暖める・・・」と、よく言っていました。弊院には、「ぎっくり腰」つまり急性腰痛症、の患者さんがよく見えます。「今は、何も出来ない・・・」と言われ、整形外科に失望した患者さんが、その足ですぐに訪れるのです。カイロプラクティック療法なら、タクシーで来院された患者さんが、歩いて帰られるのが殆んどです。又、それくらい出来ないと、自由診療の所に患者さんは来ません。患者さんは初期判断を誤らないことです。初期判断を誤って、症状が悪化すれば、会社を休む事になります。その判断の一つに、「冷やすべきか、暖めるべきか・・・」の問題があると思います。何回もぎっくり腰を起こしている患者さんは判断出来るかも知れませんが、初めての患者さんにとっては判断に窮する所でしょう。

  慢性腰痛の場合は、暖めればラクになる事は、腰痛の「ベテラン患者さん」なら知っています。そして、腰痛患者は、その「ベテラン」が圧倒的に多いのです。腰痛は、直立歩行を始めた人類の宿命的な症状と言えるからです。そういう情報がマン延している中で、ぎっくり腰の初心者の中にも、「腰痛は冷やしてはイケない、暖めるモノ」と言った、誤った「常識」があるのかも知れません。「前日、ぎっくり腰になった・・・」と言う患者さんに、「夕べは、風呂に入りましたか?」と尋ねると、殆んどの患者さんが、「入りました・・・」と答えます。確かに、風呂に入ると筋肉が弛緩して痛みがラクになり、治った様な気分になるのです。しかし翌朝、痛みで起きられません。急性の炎症が拡大しためです。急性の炎症は、血行の促進と共に、広がり悪化します。ですから、暖かい蒲団に寝ただけでも悪化しますし、飲酒は、もっての他です。ちなみに、急性炎症の定義は、痛み・腫脹・発熱です。ですから、それ等を抑えるべく、患部を冷やします。

  冷やすのは、氷で冷やすのが一番です。氷は融けている最中は0度Cですので、それ以下にはなりません。凍傷の原因など、冷やし過ぎになる事は少ないのです。一時間置きに10分位ずつ、都合三回くらい冷やして様子を見てください。そうしますと、翌朝には随分マシになっていると思います。一般に、体を動かして痛いモノは、整形外科領域の痛みで、じっとしていても痛いモノは、内臓疾患の危険性があります。その際は、総合病院を受診してください。慢性腰痛症をお持ちの方でも、時として、急性腰痛を併発する事があります。そして、その症状がまだ酷くなる直前の場合があります。そんな時、「いつもの慢性か・・・」と思って暖めると、後で大変な事になってしまいます。その見極めは、いささか難しい所です。そういう場合は、とりあえず冷やした方が無難です。暖めて大失敗するよりは、影響が少なくて済みます。と言うのも、逆療法として、慢性腰痛でも冷やす方法もあるからです。
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 '19/2月の特集
■顔の表情筋なるもの
 
かつて、アメリカのリンカーン大統領がある人事を決める際、面接の結果、「彼の顔が気にいらない・・・」と、断ったそうです。きっと、有能な人物だという推薦があったのでしょう。推した人の判断は正しかったかもしれません。しかし、大統領は、直感的に顔で判断した事になります。それが正しかったかどうかは別にして、現実によくある事です。人はそれまでの経験から、好きなタイプ・気に入らないタイプを作ってしまいます。つまり、他人(ひと)を先入観で判断します。一方では、他人(ひと)を顔で判断してはイケないとも言います。それにも係わらず、第一印象はよく当たると言います。反面、付き合ってみたら、本当は良い人だった、というのもあります。他人(ひと)を見る目が正確かどうかの分かれ道と言えます。それはある意味、経験で培われるれるモノでしょう。しかし、幼児や子供は、大人よりも、善人か悪人かどうか見分ける判断力が、直感的に優れていると言われます。弱者ゆえの能力でしょうか・・・?こうなると、DNAに刻み込まれた、本能的なモノもあるかも知れません。

  私達の顔、つまり頭の表面は沢山の筋肉で覆われています。多くは顎や眼・鼻など、頭蓋骨を動かすための筋肉です。そしてそれらは、喜怒哀楽の表情にも連動しています。ちなみに、リンカーン大統領と言えば立派なあごひげのある肖像が有名です。そのあごひげは、ある11歳の少女の手紙による、提案によるものだったそうです。それまでは、痩せて貧相な顔をしていたといいます。その少女の手紙による進言によって、あごひげを蓄える事にしたそうです。そうしたら貫禄が付いて、大統領選挙に勝ち続け当選したという事です。争点と言われた「奴隷解放」なんて、あんまり関係なかったのです。その証拠に(?)リンカーンは、ネイティブのインディアン達を差別し迫害したとされています。アメリカの大統領選挙なんて、イメージ選挙で、そんなもんです。政策なんて、大勢抱えている優秀なブレーンがやればいいのでしょう。リーダーはカリスマ性と、最終決断を下せるればいいのでしょう。アメリカ人はミーハーですから(?)、カッコ良くアピールしなければ、大統領にはなれないのです。日本も、小泉さんや安倍総理に到って、そういう傾向になって来ました。

  かつて、ケネディがニクソンに大統領選挙で勝ったのも、そうでした。スーツの色から着こなしまで、アドバイスする、スタイリストみたいな人がいたのです。さすが、宣伝・広告の先進国アメリカです。ニクソンに比べ、爽やかで若さと元気溌剌(はつらつ)さが売りでしたが、太平洋戦争で駆逐艦の艦長だった時、負傷した背骨の古傷が痛み、いつも痛み止めを飲んでいたといいます。ですからケネデイ大統領の人気はある意味、作られたものだったのです。それでも、顔は一目瞭然と言います。笑っている時は、笑うための表情筋を使い、怒っている時は、そのための表情筋を使います。そして、その筋肉は使う頻度によって発達します。そして、ある程度の努力と共に、それが馴染んでくると思います。無理に愛想笑いをしても、わざとらしく、すぐにバレてしまいます。アイドルや若き二枚目スターが持てはやされます。しかし彼らは、たまたま綺麗に生まれて来ただけなのです。その人の努力でも何でもありません。それが中年になると、次第にその人にマッチした顔に変わって来ます。誰とは言いませんが、あれほど可愛かったアイドルが意地悪な顔に変わってしまったりします。

  使用頻度の多い表情筋の蓄積によって、性格の反映した顔になって来ます。ですから、かつての二枚目スターが、歳と共に色あせて悪役に転じたり、逆に悪役スターだった人が、年を経る毎に、好感の持てる重厚な役を演じたりします。ちなみに、(水戸の)黄門様の殆んどは、元悪役出身です。本来の性格もあるでしょうが、その人の生き方が顔に反映して来ると思います。やはり顔はその人自身が作るモノという事でしょうか・・・。ご自分の良心に従って正しい生き方をしていれば、だんだん良い顔になってくると思います。リンカーン大統領の「人は40歳を過ぎたら、顔に責任を持つべきだ」と言ったというのは、ある意味、その通りだと思います。

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 '19/3月の特集
■内なる神が、人を罰する
 全てのモノは、人の認識の下に存在する、という考え方があります。誰にも認識されなければ、その存在の証明がなされないという意味でしょう。神という概念は、人が考え出したモノでしょう。そして人々に、その存在を敢えて認識させたモノでしょう。実際に、あるのだ・・・と。神という偉大な力を意識させる事によって、人を戒めて来たと思います。規則などは、その時々によって変わりますが、「永久不変の真理」を、人は追求したものと思います。私達はそれとなく、事ある毎に「バチがあたりますよ」等と神を意識させられて来たと思います。神をを意識する事によって、心安らかに暮らせ、そして、煩悩の足かせにもしたと思います。ですから、神が存在するかどうかではなくて、神を信じるか否かの問題になってくると思います。事の真実なんて、誰にも解りません。私達は無意識の内に、神の存在を植えつけられ、それを暗に肯定しているのかも知れません。それは私達の心に宿る、「内なる神」です。

  最近、幼児や児童の虐待死が問題視されています。心が痛みます。顔に熱湯を浴びせられ、火傷して亡くなった鳥取県米子市の三歳女児は叱られる時、じっとうつむいて正座させられていました。そして、いつも頭をコブシで殴られて衰弱し、半ば寝たきり状態になりながらも、許しを請う手紙を書き続けた目黒区の五歳女児。盛んに嘔吐を繰り返していたという事は、脳の損傷が疑われます。飲み込む力も無くなり、母親に「もう、ごはんが食べられないの」と、言ったそうです。共に妻の連れ子でしたが、実子で千葉県野田市の10歳女児もいました。この子は、胸骨を骨折していたという事です。さぞかし、息をするたびに、胸に激痛が走ったに違いありません。いずれも、暴力に耐え続ける毎日・・・。日本中が、涙したと思います。亡くなったのは、神様が不憫(ふびん)に思い、安らかな世界に連れて行ったのだろうと思うしかありません。虐待している者達は、いずれも外面(そとづら)が良く、内面(うちづら)が悪い小心者達です。外面を保つためのストレスがたまっていたのでしょう。いずれも決まって、「躾け(しつけ)だった」と言い訳けしていました。

  それが思い通りに行かない苛立ち(いらだち)もあったかも知れません。それで、つい暴力を振るってしまう・・・。子供は自我に目覚め、自立して行く訳ですから、多少の自己主張するのは当然の事です。よく怒っている内に、自分をコントロール出来なくなっている人がいます。逃げ場のない子供に暴力を振う事が、悪い事だとは重々解っている筈です。しかし、心の歯止めが利かなくなっているのです。ですから、泣いて謝っている子供に、つい手が出てしまうのでしょう。自分を見つめる幼い眼差しを見るにつけ、良心の呵責(かしゃく)に耐えかねて、自己嫌悪に陥っていたと思います。それでもなおかつ、苦痛に泣きじゃくる子供の顔を、握りこぶしで何度も殴りつける・・・彼らの心には、悪魔が棲みついているとしか思えません。
そして気が付けば、子供は亡くなってしまっていた。もう取り返しが付かない状況になって初めて、全てに気が付いたと思います。もう、元には戻れないのだ・・・と。

  そんな彼らも、子供と良好な時期もあったと思います。そんな時は、子供が彼らに向かって、にっこり微笑みかけた時もあったかも知れません。それを、かわいいと思った事もあったでしょう。そういう顔が頭をよぎるたびに、内なる神から深く罰を受けていると思います。彼らは裁判で実刑を受けても、数年で済むでしょう。しかし、内なる神はいつまでもそれを許してくれないでしょう。真夜中に、亡くなった子供の夢に目覚めて、自分の犯した罪深さに、涙するでしょう。しかし、全て取り返しが付きません。果ては、社会生活から落伍し、心身共に蝕まれていきます。胸に去来するのは、魂の安らぎから見放された、永遠の絶望感でしょう。私達は、内なる神に恥じない生き方をしたいものです。そうすれば、内なる神は、私達の心を守ってくれるでしょう。
信仰の本質とは、そういうモノではないでしょうか・・・?
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 '19/4月の特集
■歩くのが、一番の健康法
 
私達は太古の昔から、移動手段として二本の足を持っています。それ以前は、四肢で樹上生活をしていたかも知れません。地上に降り立ってからは、手と足、別々の役割を持たせてきたと思います。そして、それぞれに進化しさせて来たと思います。腕は一本でも、何とか生きて行けますが、脚は二本ないと歩けませんし、特に、走れません。それは、重大な事です。獲物も捕れませんし、野獣から逃げる事も出来ません。つまり、生きて生活出来ません。私達人間は、幼児の頃から二足歩行の訓練をして来ました。二足歩行は不安定です。二足歩行を維持するためには、たゆまぬ訓練と、筋力維持が必要です。毎日歩いて、その訓練を積んで来ました。脚は、腕に比べて筋肉が大きいです。それを維持するためには、多くのエネルギーを必要とします。それを担っているのが、新鮮な酸素と栄養素を含む血液です。そして、ケガをすれば、たちまち、そこを修復します。大量の血液を供給するためには、そのための循環器系が必要です。脚は、常に使う事によって鍛えられます。使えば鍛えられるのは、心肺機能も一緒です。

  所が、人は文明の発達に伴い、歩かなくなりました。すると、脚力も運動神経も衰えて来ます。見ていると、ふらついて、真っ直ぐ歩けなくなっている人がいます。脚がもつれて転ぶ人も見かけます。お年寄りなど、咄嗟(とっさ)の対応が出来ずに、室内でも転倒する様になります。やはり、歩く時間が少ないためです。私達は手を使い、不安定な二足歩行を選択した訳ですから、時々、リハビリをする必要があります。昔は移動手段は歩くしか無かった訳ですから、その必要も無かったのかも知れません。現在は、便利な移動手段に事欠きませんので、リハビリが必要になってきた訳です。先に申しました、運動神経と筋力保持のリハビリです。病気でも無いのに、リハビリとは大袈裟(おおげさ)かも知れませんが、宇宙飛行士が、その極端な例です。宇宙船から帰還した彼らは、一定期間、無重力で過ごしたために、地上に降りた際、立つ事さえおぼつかないと言います。地球の重力に抗して歩くためには、そのリハビリが必要という訳です。脚の筋肉容量が大きいのも、必要に迫られて出来た結果です。その維持管理する必要があるのです。

  ここで、私達が食物として摂取する、三大栄養素というモノを考えてみましょう。先ず、エネルギー源としての糖質です。それに、体を作り、維持管理するための蛋白質です。そして、それらを効果的に吸収するための酵素である、ビタミン類です。私達の体は、この三大栄養素をバランスよく摂取する必要があります。それは偏食しなければ、たやすいのですが、単身者などは、中々それが難しいかも知れません。ややもすれば、糖質過多になっているかも知れません。量そのものは多くなくても、その消費量が少ないために、結果的に過剰摂取になっていると考えられます。糖質は、肝臓で生成されるグリコーゲンとして、筋肉組織に蓄えられますが、多くはコレステロールや中性脂肪として、体内に蓄積されます。それらは、動脈硬化などの弊害を招きます。人は、血管から老いると言われます。血管内のコレステロールや中性脂肪は、運動の血流によって、洗い流されます。運動と言っても、大げさなモノは必要ありません。「肉体労働」にならない程度の運動が最適です。肉体労働的な過重なスポーツは、内臓や関節を消耗し、逆に体の老化を早めます。

  適度の運動と言うのは、慣れた時点で、翌日に疲れが残らない程度の運動を指します。それには、ウォーキングが最適です。会社の帰りに、週二回ほど早足で一駅程度歩くのです。そして良質の筋肉にするために、風呂上がりに適宜ストレッチする事です。これだけで、生活習慣病の殆んどがクリアされます。そして、引き締まった健康的な体が手に入ります。それを、あなたが望めばですが・・・。間に合う内に、始められるといいですネ。

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 '19/5月の特集
■生理が戻った大学生
 20年近く前、弊院のアルバイトで受付をやってくれた、国立の音大生がいました。当初は、某有名国立大学生の妹さんが応募して来て、夏休みの二ヶ月間、午前の部を担当してくれました。それが気に入ったらしくて、その後は、彼女のお姉さん交代して、その後の二年間、受付をやってくれました。彼女は、午後から大学でピアノのレッスンを受けるとかで、やはり午前の部の受付を担当してくれました。仕事は電話受けや受付・会計、それと治療以外の患者さん絡みの雑役です。けっこうヒマな時間も多いので、自分の楽譜を糊付けしたりしていました。まだ学生ながら、コンサート活動もこなしていて、一日平均、六時間くらいピアノを弾いていると言っていました。そして、肩など多少の不具合を抱えていました。午前の治療が終わってから少しずつ時間をサき、それ等を治療して上げました。現在、彼女はピアニストとして、楽団のオーケストラと共にコンサート活動をしている様です。ユーチュ^ブの動画でその様子を見ましたが、どうも首の姿勢が悪く、頚椎に障害が出そうな気がしました。あるいは、もう症状が出ているかも知れません。

  その音大生が、その後も時々弊院に係わっていたら、よりステージの高い、ピアニストにして上げられた気がします。カイロプラクティック療法なればこそです。芸大を出てもピアノ教師が主で、ソロ演奏活動が成り立つ人なんてめったにいません。特に表現力は、百回の練習より、一回の本番に尽きるのです。らにその後、重症の頚椎ヘルニアのピアニストを治療した事があります。どうも、ピアニスト特有の動作や姿勢に問題がある様です。その女性は、痛みで夜眠れないと言っていましたが、症状が軽くなり、喜んでいました。しかし、一旦症状が治まった段階で来なくなりました。その後人伝(ひとづて)に、手術したと聞きました。思わず、空しくなりました。弊院で随時、治療を重ねていたら、首筋に手術痕など造らずに済んだのです。弊院に限らず、治療に来て貰わない事には治しようがありません。いくら説得しても、解らない人には全く通じません。残念ですが、それはそれと割り切るしかありません。ですから、弊院を頼って来てくれた人だけ、助けて上げたいと思います。

  所で、先の音大生ですが肩の治療の最中に、「実は、生理が戻った・・・」と言っていました。生理の事は当初の問診では、言い出せなかったのでしょう。カイロプラクティック療法は常時、骨盤の矯正から入るので、それが功を奏したモノと考えます。骨盤の仙骨部分からは、骨盤内部の各臓器に多数、神経を送り込んでいます。内臓壁の筋肉や、ホルモンなどの内分泌系を制御する、自律神経です。カイロプラクティック療法の、特に心療内科領域は、医師の処方する薬剤の様に、ピンポイントに作用させるモノではありません。自律神経全体に働きかけるモノです。ですから、カイロプラクティック療法の治療効果はいささかファジーな面があり、あまり治療効果を発揮出なかった事がある反面、予想もしなかった効果が表れる事も間々あります。それ等は、術者の経験と能力次第ですが・・・。しかし、薬を使わないメリットや手術をしないメリットは大きいです。それを是とするか非とするかは、判断の分かれる所でしょう。

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 '19/6月の特集
■背骨の歪みとショルダー・バッグ
 
カイロプラクティック療法は、背骨の歪みを取り、神経の流れを整えて病気を治す治療法です。背骨が歪む主な原因の一つに、ショルダー・バッグの使用が挙げられると思います。そして、ショルダー・バッグが重いほど、その影響は大きいでしょう。ショルダー・バッグの肩紐は、左の肩掛けが多いようですが、タスキ掛けも多い様です。手が右利きの人は、器用な右手で切符を買ったりするので、ショルダー・バッグが肩からズリ落ちないためには、左肩を持ち上げて引っ掛ける事が多いためでしょう。要するに、右手を使い易くするためにです。ですから左利きの人は、逆に右肩にショルダー・バッグを掛ける事が多いかも知れません。それを何時もやっていますと、片方の肩が上がった姿勢に固定されてしまいます。それに連れて、背骨がS字状に歪んでしまいます。いわゆる、背骨の側弯症です。「症」と付いているのは、それによって、種々の症状が現れてくるからです。ちなみに、背骨がS字状を呈する多くの原因は、骨盤の歪みから来るモノです。しかし、これらは、いづれも「機能的側弯」と言って、骨の変形が原因の「構造的側弯」と違い、カイロプラクティック療法によって取り易い歪みなのです。

  さて、上記のショルダー・バッグによる、歪みを防止するには、どうしたら良いでしょうか・・・?それには、なるべく両肩を使ってやる事です。例えば朝、会社の出勤時は左肩に掛け、会社の帰りには右肩に掛けたら如何でしょうか・・・。と言っても、それを厳密に守る必要などありません。朝、出社の際はせわしいので、いつも左肩に掛けて、何時でも右手を使えるようにしておき、夕方は右肩にをメインに掛け、とっさの場合は左肩に掛け換えて、利き腕の右手を使えば良いと思います。つまり、出来る範囲内で、両肩を使って欲しいと言う事です。完璧主義者は、ややもすると挫折を招き、成功しません。人間の意思なんて、強くありません。ともすれば、ラクしようとします。効果を焦る必要はありません。仕事であれ運動であれ何事も、昨日より幾らかマシかな・・・という程度が長続きし、その集積によってが、やがて大きな成果を生み出すモノと考えます。この場合は、健康と言う成果です。

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